人々の毎日に幸せを / kazuaki hisamoto

enrich people's daily lives 「社会の幸せ」「人々の幸せ」「感動や喜び溢れる世界」をコンセプトに、世の中の社会課題に取り組みたいと思ってます。

親のあるべき姿。をみんなで考える時間。

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親のあるべき姿。

 

 

先日、みんなと

私たちがかかわるチームのことや

これから進化していく自分たちの

チームをどうしていくか

そんな話をしているときに。

 

あるスタッフからこんな話があった。

チームには親が必要だ。

 

その親とは。

母親のように、

無条件にみんなを愛し。許し。育む。

安心させる。信頼することで

その人を守る。

 

チームにはそんな人が

いないといけない。

 

新しいメンバーが加わっていく中で

新しいメンバーは入ったときは

まるで赤ちゃんのような

心地なのではないか。

不安で、心配で、守られる必要がある。

 

新しいことに挑戦するメンバーも

その瞬間はまるで赤ちゃんのような

心地になるのではないか。

怖くて、自信がなくて、頼る相手も少ない。

 

チームには常に

母親のような存在になれる人。

そんな人がいる必要がありそうなね。

そんな会話をしておりました。

 

チームのありかたは教えられて学ぶのではなく

自分たちの体験から学んでいく。

これを体験学習と私は読んでおりますが

毎日の活動。毎日の会話やあり方。

悩んだり。考えたりすることから

学んでいく。

 

 

そこでみんなで感じた

親のあるべき姿。

リーダーのあるべき姿。

 

 

ここで老子「タオ」から1節

ご紹介させていただきます。

 

 

親の姿。リーダーのあるべき姿。

がすごく重なり合う。といいますか

同じなのではないかと

私は思っております。

 

もしかすると

読んでくださる皆さまの日々にも

参考になるのではと思います。

 

リーダーという字を

親に置き換えて

読んでみるとまた

感じる世界が深まると

思います♪

 

 

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最上のリーダー(親)とは

 

 

タオ(道)とリーダー(指導者)のことを話そうか。

いちばん、上等なリーダーってのは

自分の働きを人々に知らさなかった。

その次のリーダーは

人々に親しみ、褒めたたえられた。

愛された。

ところが次の時代になると

リーダーは人々に恐れられるものとなった。

さらに次の代になると

人々に侮られる人間がリーダーとなった。

ちょうど今の政治家みたいにね。

 

人の頭に立つ人間は

下の者たちを信じなくなると

言葉や規則ばかりと作って

それで、ゴリ押しするようになる。

 

最上のリーダーはね

治めることに成功したら

あとは、退いて静かにしている。

すると下の人たちは、

自分たちのハッピーな暮らしを

「私たちが自分で作り上げたんだ」と思う。

 

これがタオの働きにもとづく政治なのだ

これは会社でも家庭でも

同じように通じることなんだよ。

 

 

老子「タオ」より

 

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