人々の毎日に幸せを / kazuaki hisamoto

enrich people's daily lives 「社会の幸せ」「人々の幸せ」「感動や喜び溢れる世界」をコンセプトに、世の中の社会課題に取り組みたいと思ってます。

パリのDior展へ そこにあったのは、ブランドの哲学。






フランスからのお便り

パリのDior展へ





パリのクリスチャンディオール展にいってみました。

事前チケットも完売続きで

当日も大行列の中、見ることができたにですが

パリのルーブル美術館の隣のすごく大きな場所で

開催されているだけあって

本当にそれはそれは、夢の中のような世界でした。



その様子を皆様にも少しシェアさせて

いただければと思います。









クリスチャンディオールの創業は70年前。

立上げからほんの10年のあいだに

全世界を席捲するブランドになったのが

ディオール。ファッションのモードの

世界をつくりあげたのがディーオールというくらい、

ファッションを語るにおいて切っても切れない

ブランドなのです。ともに革命児なのですが

ココシャネルのライバルがディオールというくらい。









戦後、復興に向けて社会が動いている中

物資が少ないこともあって

女性が身に着けているものは

質素で簡素で布の少ない服ばかり。

そこに、新しい風を吹き込んだのが

ディオールさん。

「フランスの中にかつてあった

ブルジョワの贅沢さ豪華さ」

をふんだん使った服を発表しました。

その新しいスタイル、「ニュールック」は

一世を風靡することとなり

贅沢な女性らしさ、

豪華な美しさへの解放という

メッセージが社会性も帯びて

世の中に広がって

いくこととなったそうです。









そして、ディオールさんが

お店をスタートしてから

死んでしまうまで、たった10年ということも

すごい話だなと思うことのひとつ。

コレクションの写真を見てもわかるのですが









毎年、趣やテーマをガラっと変えたものを

発表し続け、人々を驚かせていったのです。

それはまさに「ニュールック革命」そのもの。

例えになっているのかわかりませんが

それは、ラジオからテレビ。

馬車から車、ガラケーから、スマホへの

革命くらいすごいことなのではないかと

思います。









みずから戦争という危険と欠乏の時代を

経験したディオールは、

女性がフェミニンでいられること、

それ自体が平和のシンボルであり、

そのような女性の姿を自分のドレスで

彩ることが「非文明」への抵抗であると

考えていたそうです。









ピカソとの交友もあったぐらい

芸術や美の世界にいたディオールさんが

戦争の時代を過ごしたからこそ得た

女性と平和に対しての想いだったのでしょう。









女性の美しさの復活。

そして、女性の自立へのメッセージ

もっと深く知っていきたいなと

思うことがたくさんある展覧会でした。









私たちも女性の幸せを願う服を

つくり続けていきたいなと改めて思います。



それでは

展示の内容を少し、写真を通じて

ご紹介させていただきます。







































































当日着たお洋服を

少しご紹介させていただきます。

写真は、ディオールの本店になります。

ディオールの本店も気球をモチーフに

素敵に飾り付けされていて

とっても素敵でした。

今年の春夏アイテムも多数ありましたが

本当に素敵なアイテムばかりでした。











>>花編みフレアスカート










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長くなりましたが

また、次回のお便りを

お楽しみにしていただければと思います。