昨日出張から帰ってきました。
出張の時間は、私にとってとっても至福の時間。
旅。それは1人の時間そのもの。
精神と時の部屋のごとく
本や自分と向き合いながら
いろんなことを思考したり
インプットする。
今回の旅では
この本をお供にもっていきました。
ずっともっていたのですが
運命といいますか
読むときがきた。
という感じで手に取りました。
まさに、本が今読みなさいといっているようでした。
運命が引き寄せるんですね。
売上高約2兆円、世界34カ国にて50,000人を雇用する
ヴァージン・グループ創業経営者のリチャード・ブランソンによる、
経営哲学を示した本です。
400社を超える企業群で形成されているヴァージン・グループは、
実は日本型の財閥・系列モデルを採用している、
欧米ではユニークな企業グループとして知られています。
会社です。
そこに書かれていることは
まさに
「フロー経営」
そのものでした。
途中で何度も
涙してしまいました。
こんなに規模の会社でも
実現しているだと。
そこにあるのは
100%の信頼と
100%の受容そのもの。
そしてユーモア
遊び。楽しさ。
とにかくやってみよう。
我々だったら、巨像をたおせる。
世界をよくしよう。
信頼から生まれる究極の権限移譲。
チームを本気に導く力。
シンプル イズ ザ ベスト。
世界最高の究極のカスタマーサービス。
心うたれる部分が
何か所もありました。
とくにブランソンさんの
幼少のころの父親から受けた
ふたつの出来事が決定的でした。
子供心で犯した失敗や罪に
100%のユーモアと受容でつつみこんであげたこと。
こんな包み込みかたは
普通の人ではなかなかできない。
これができるかどうか。
通常しつけという名目で、
怒ったり、叱責したりするでしょう。
でも、受容なんてことはなかなかできない。
育ってほしいと思うからこその愛。
その愛。
がこの5万人の人を雇用する
ヴェージングループをつくった
ひとつのきっかけなんだとしたら。
人はとっても罪多きことを多くの人や
子供たちにしてしまっているなと
思ってしまいました。
改めまして
株式会社ワンピースもしくは
これからできるかもしれない
新しいプロジェクトのチームたち。
ユーモアと遊び心でみんなの活力で溢れるような
会社やチームでありたいと強く願う気持ちになりました。
ヴァージングループは
世界でも希少な
「フロー経営」を実践している
かつ巨大な企業グループなのではないかと思います。
そこには、私たちが学ぶべきところが
たくさん詰まっているような気がします。